ご挨拶

 2022年10月8日(土)、摂南大学において、第72回日本薬学会関西支部総会・大会を開催させていただくこととなりました。新型コロナウイルス感染症の影響により、2020年、2021年と2年続けてオンライン開催となりましたが、現在、摂南大学枚方キャンパスでの現地開催(会場集合形式)を目指して準備を進めており、7月31日、発表申込を締め切りました。口頭発表に136件、ポスター発表に227件の申し込みがあり、新型コロナウイルス感染症が蔓延する以前に比べて申込数は少ないものの、対面開催に向けての勇気をいただいたと思っております。人との交流など、新型コロナウイルス感染症により失われた日常をできる限り取り戻すことを切に願っております。なお、事前参加登録の期日は8月31日となっておりますので、皆様、奮ってご登録いただきたく、よろしくお願い申し上げます。
 関西支部大会は、支部の先生、大学院生、学部生などが研究発表を行い、大いに議論し、それぞれの研究の発展につなげる場であるとともに、薬学研究の将来を担う大学院生やその道を志す学部生が、研究発表・討論を通して、自らの成長や今後の課題を体感できる身近な学術集会でもあります。あわせて、研究に限らず、参加者同士が情報交換を行い、お互いの関係を深め、将来の仲間や良きライバルと出会う機会でもあります。
 本ホームページを開設した2021年11月初旬、新型コロナウイルス感染症の感染者数は劇的に減少していました。追加のワクチン接種や既承認薬や新薬による薬物療法の進展により、過去のような感染拡大が起こらない社会情勢が続くことを願っておりました。しかし、残念ながら、オミクロン株の出現により年明けから第6波に見舞われ、今夏、同株亜系統BA.5による第7波の最中にあります。変異に伴う弱毒化や治療法の拡充・医療体制の充実により、新型コロナウイルス感染症に対する脅威は以前から大きく改善されていますが、予断を許さない状況がしばらく続くことが予想されます。
 政府は、現下の感染拡大への対応として、新たな行動制限を行うのではなく社会経済活動をできる限り維持しながら、引き続き自治体や医療機関等の支援を行って保健医療体制の確保に万全を期し、重症化リスクのある高齢者等への感染対策に国と地方が連携して重点的に取り組むことを発表しています。万全の感染対策下、摂南大学枚方キャンパスにおいて、本総会・大会を開催し、皆様の活発な討論を聴き、笑顔を見ることができる日が来ることを待ち望んでおります。
 一方、政府や自治体の諸対策にも関わらず、医療がひっ迫する場合には、行動制限を含む実効性の高い強力な感染拡大防止措置を講ずることを政府はあわせて発表しています。新型コロナウイルスの感染拡大の影響により、オンライン開催に切り替える等の変更がある場合は、本ホームページにて連絡致します。本大会が、充実した学術集会の場となりますように、支部の先生方や学生諸君など、多くの皆様にご参加いただき、活発な討論を行っていただくことをお願いして、ご挨拶とさせていただきます。
第72回日本薬学会関西支部総会・大会
組織委員長 佐久間 信至
(摂南大学薬学部 教授)